タイトル | 福島環境問題に対する放射性セシウムの移動モデルのアプリケーション; 3D-Sea-SPECによる水温が成層化したダム内の放射性セシウムの分析 |
翻訳タイトル | Applications of radiocesium migration models to Fukushima environmental issues; Numerical analysis of radiocesium transport in temperature-stratified reservoirs by 3D-Sea-SPEC |
著者 | 山田 進 |
著者 | 町田 昌彦 |
著者 | 操上 広志 |
掲載日 | 2020-10 |
言語 | eng |
ページ数 | 140p.-146p. |
種別 | report |
内容記述 | 本発表は、2011年の福島第一原子力発電所の事故により環境中に放出され、地上に降下した放射性セシウムのダム内での振る舞いの研究についての発表である。大きなダムでは、夏期に上層の水温が高く下層が低い状態が保たれる水温の成層化と呼ばれる状態が観測されており、成層化しているダム内での詳細な振る舞いを計算機シミュレーションにより評価するためには、その状態を考慮した機能を追加することが必須である。そこで、これまでに著者らが開発してきた3次元流体シミュレーションコード「3D-Sea-SPEC」に水平方向の移動に関する補正機能を追加することで、温度の成層化を再現することを可能にした。本発表では、「3D-Sea-SPEC」の紹介を行うとともに、成層化を再現するための補正方法について報告する。また、水温を変化させたシミュレーションを実施し、ダム内が成層化する条件を調査するとともに、水温の成層化の有無による放射性セシウムの振る舞いの違いを評価し、その結果を報告する。 |
情報源 | JOPSS 関連URL |
関連するサイト |
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URI | http://f-archive.jaea.go.jp/dspace/handle/faa/244232 |